円かの杜が取り組むグリーンラグジュアリー
〜私たちの未来〜
メッセージ
多くのご縁が生まれる、大切なものを結びつける。円(まるい)心のおもてなしを。 ご縁のえんとまるい円をかけ、屋号に込め、2014年円かの杜が開業しました。 円かの杜で、静寂と癒やしの時間を深く味わっていただく事を大切にしています。
その中で、環境問題には少しずつではございますが、積極的に取り組んで参ります。
今回は、新たな取り組みとして「水素調理・水素コンロ」という初めての試みに一歩踏み出し、円かの杜へ導入いたしました。
円かの杜が取り組むグリーンラグジュアリー
〜私たちの未来〜
メッセージ
多くのご縁が生まれる、大切なものを結びつける。円(まるい)心のおもてなしを。 ご縁のえんとまるい円をかけ、屋号に込め、2014年円かの杜が開業しました。 円かの杜で、静寂と癒やしの時間を深く味わっていただく事を大切にしています。
その中で、環境問題には少しずつではございますが、積極的に取り組んで参ります。
今回は、新たな取り組みとして「水素調理・水素コンロ」という初めての試みに一歩踏み出し、円かの杜へ導入いたしました。
環境問題に向き合うきっかけ
〜 早雲閣の閉館 〜
私たちが運営していた早雲閣は、大正14年にオープンした老舗の旅館でした。大変美しい箱根の自然に囲まれ、温泉も良質で、多くのお客様に何度も訪れていただける旅館でした。しかし、2019年10月に大雨の水災害により土砂が流入し、私たちは遺憾ながら閉館を決断せざるを得ませんでした。
自然災害なので、誰が悪いわけでもなく、ただただお客さまのお顔が思い浮かび、とても悔しく悲しい思いになりました。
その時から環境問題を意識し始め、向き合うことが重要だと考えるようになりました。本当に少しずつにはなりますが、私たちができる事から始めたいと思っております。今後も自然と調和した旅館作りに努めていく所存です。
かつて早雲閣の看板猫として皆様から愛されていたみーちゃんの絵が、現在強羅花扇の大浴場への回廊に飾られております。
みーちゃんもきっと同じ思いで私たちを応援してくれていると思います。
大地からの良質な温泉が湧き出る。自然の恵みをうけて旅館という商いが営めることに感謝し、お客さまに水素で焼くという、人類が初めて味わう食感やジューシーさ、食材が持つ香りをお楽しみいただきたく、お待ちいたしております。
環境配慮型旅館に向けて
1、燃焼の転換
水素ガスへの転換によって、二酸化炭素を排出する燃焼エネルギーの利用から脱却
2、電気の転換
再生可能エネルギーや水素燃料電池への転換によって、二酸化炭素を排出した電気の利用から脱却
3、プラの転換
飲料やアメニティグッズの転換によって、二酸化炭素を排出して製造された包装容器の利用から脱却
水素調理とは
水素調理とは、専用の調理機器で水素を二酸化炭素の発生なく燃焼させて食材を調理する全く新しい調理手法です。
水素は燃焼温度が高く、無臭であることが最大の特徴です。また、水素(H2)と空気中に存在する酸素(O)が結合することで水(H2O)をつくり、燃焼部周辺の湿度を引き上げる結果となります。
この特徴は結果として、食材本来の香りを保持し、外側をしっかりと焼き、内側の水分を保つので、香ばしくジューシーな仕上がりとなります(食材によって感じ方は様々です)。
新たな世界標準
“グリーンラグジュアリー”を目指して
客室の豪華さや施設の充実、そして行き届いたおもてなしだけではなく、自然環境への配慮という最高の贅沢を味わって頂くことを大切にしています。
脱炭素に取り組みながらのラグジュアリー体験
水素で調理したお食事、二酸化炭素を排出せず、美味しくいただける。お客様に、環境にやさしい体験と贅沢なひとときを提供してまいります。
環境と人にやさしい旅館
環境に配慮しつつも、快適な空間とおもてなしをご提供いたします。
新しい旅のカタチ
今後も、お客様に新たな旅のカタチをご提案し、
変化する世界に対応してまいります。
今後の目標と取り組み方針
気候変動により水害や干ばつで災害が頻発し、脱炭素への取り組みは待った無しという状況です。10年後、20年後、100年後も自然豊かな箱根、四季折々の日本、美しい地球を後生に。CO2ゼロを目指す道を進めていきます。
またSDGsの取り組みを、旅館として一歩一歩、進めて参ります。
私たちのお約束
自然に感謝
箱根の自然をいつまでも残すため、私たちはこれからも環境に配慮した旅館運営を続けます。
楽しい思い出づくりを
お客様に楽しい思い出づくりをしていただけるよう、スタッフ一同、おもてなしに努めてまいります。
終わりまでお読みいただき
心から感謝申し上げます。