水素焼レストラン icHiがオープンしました

水素エネルギーで繋ぐ未来の味

2024年4月21日・多種東京都港区某所、世界で初めて水素エネルギーを活用した調理法で料理を提供するレストランとして扉を開ける事ができました。水素調理を構成する様々な周辺設備や、ストーリー性ある関連製品などがコンテンツとして集まるショールーム兼ねた店内は、ただ美味しく食べるだけではなく、未来の食・技術をしっかりと体感していただけます。

オープニングセレモニー・内覧会を開催しました

icHiのオープンに際し、内覧・試食会とセレモニーを開催し、多くのメディア関係者やゲストにご参加いただきました。初めに、弊社の代表取締役である福田峰之が、icHiのコンセプトと水素社会への取り組みについてスピーチを行いました。

小池東京都知事も店舗を視察後、感想と共にご挨拶をいただき、水素社会に向けた取り組みについて語ってくださいました。また、icHiのパートナーである高圧ガス工業株式会社の森田和博専務執行役員にも登壇いただき、水素技術の将来性について非常に有意義なお話を伺いました。

飲食店が如何に環境に優しくできるか

icHiは、環境に配慮した次世代のエネルギー利用の普及を目指しています。飲食店がどのようにして環境に優しくできるか、その答えを模索するために、私たちはまず自ら店舗を運営し、様々な飲食業界の方々とその知見を共有し、体験していただきたいと考えています。

icHiは、水素を活用した次世代の飲食店として、脱炭素社会の実現に向けて、新しい飲食店の在り方を先導するシンボル店舗となることを目指します。私たちは社会に意義あるメッセージを発信する店舗として、持続可能な未来への貢献を図ります。

icHi PARTNERS

icHiのオープンにあたり、多くの企業がパートナーとして参画してくれています。株式会社泉産業（食品用アルゴンガス）、株式会社瓦粋（瓦）、高圧ガス工業株式会社（水素ガスおよび供給設備）、新コスモス電機株式会社（漏えい検知器）、新明和工業株式会社（MCH）、相互工芸株式会社（飲食店用木製テーブル）、ニッコー株式会社（陶磁器）、日本スウェージロックFST株式会社（水素用配管）、株式会社Fuji design（店舗デザイン）といった多種多様な企業が、それぞれの専門技術や製品を提供し、icHiの特色ある店舗作りを支えています。

icHiでの体験は、これら各社の特色を感じ取ることができるようデザインされており、お客様・水素コンロを導入したいと考えている飲食店舗・企業ににとっても魅力的なポイントとなっています。まず何が必要なのか、水素を取り入れるには何が必要でそこには何が見出されるのか。パートナー企業の協力があり、この場所から世界に発信する事が可能になりました。

icHiのオープン、新たな始まりへ

icHiは、ただのレストラン以上の役割を果たすことを目指しています。私たちは水素エネルギーの普及と理解を深めるための重要なプラットフォームとなることを目標にしており、訪れるすべてのお客様にこのクリーンなエネルギー源の可能性を体感していただきたいと考えています。icHiでの体験は、単に食事を楽しむこと以上の価値を提供します。来店者一人ひとりに水素エネルギーがもたらす環境への利益と、その持続可能性への影響を理解してもらうこと。

水素を用いた革新的な調理技術による料理で、これが如何に環境に優しいか、また味の面での優れた品質を兼ね備えているかをお客様に実感していただけるよう努めていきます。このようにして、icHiでは食事を通じて新しい価値観を提案し、食の未来への一石を投じたいと考えています。

飲食業界における持続可能な取り組みのモデルを提供することで、他の飲食店にも影響を与え、業界全体の変革を促すことを目指しています。

icHiのドアはすべてのお客様に開かれています。私たちは皆様のご来店を心からお待ちしております。ここでの一食が、未来の食文化を形作る一歩となり、持続可能な生活の選択肢としての水素エネルギーの可能性を広げるきっかけになればと思います。